公募美術展、版画展の入選入賞作品

  • 「心の模様」---51神奈川旺玄展入選作品2
    ■公募美術展、版画展などの入選入賞作品全50点を掲載。(02/27/2012現在)

3D-CGによるアート作品

  • 「心の模様」---51神奈川旺玄展入選作品2
    ■3D-CGをアートの世界へ

写真作品の窓

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    ■写真がおもしろくなってきた。

Painter作品から

  • 久しぶりの婦人像の習作
    ■Painterで描いたパソコンデッサン、絵画作品

油絵、版画、コラージュ作品からミックスメディアまで

  • 初めての動画をYouTubeに投稿
    ■デジタル版画とは違うジャンルの作品も収録。油絵や従来技法の版画、さらにコラージュ作品もデジタル版画に組み合わせたミックス・メディアまで

花火芸術の窓

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    ■花火らしくない花火の作品

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「覆われた真実」が版画展に入選した

 第78回版画展(日本版画協会、京都市美術館)に応募した2作品のうち 「覆われた真実」が入選した。いかにもデジタル作品なのだが、シュルリアルな雰囲気と造形的な構成の面白さを自分なりに追求した自信作だけにぜひとも入選したいと思っていた。それだけに朗報である。
 今回は、直に審査員の先生方から作品の評価を伺える「研究会」(入賞、入選作についての講評会、4/3午後)が、実施されるので、ぜひともそれに参加し、自分の作品だけでなく多くの作品についても講評を聞いて今後の参考にしたいと考えている。審査員の中には、たまたま版画工房OMで面識のある方が何人かいらっしゃるので、ぜひ直接評価を伺いたいなどとも考えている。

Armory Show 2010を肌で感じる

Armory Showとは、1913年以来New Yorkを中心に開催されている大規模な現代美術を中心にした国際アートフェアである。現在は、、ニューヨーク市や観光局が主催者に加わり年一度のマンハッタンを中心にした巨大なアートイベントArmory Arts Week 2010に発展している。マンハッタンのハドソン川に面する埠頭にある兵器倉庫(armory)を利用して開催されたためにこの名がある。

 Armory Arts Week 2010(03/02/2010~03/07/2010)では、その中核をなしているのがこのArmory Show 2010(03/04/2010~03/07/2010)である。同時期には、数々のサテライト・フェアーや、美術館、ギャラリーの特別イベントやプロジェクトが多数開催されて、世界中からアーティスト、ギャラリスト、コレクターを集める。今回はサテライトを含め約600のギャラリーが出展して開催された。昨年は、Armory Showだけでも会期4日間で56,000人の入場者を記録し、この不況下に関わらず、昨年を上回るイベント規模の今回は、昨年以上の入場者を集めると期待されていた。

 当方が、Armory Showと主要なサテライト・フェアー(VOLTA,ADAA,PULSEなど)を巡ったのは、03/05から03/07の3日間で、約500ギャラリーのブースを歩いたことになる。たいへんな熱気を肌で感じながら幸せな時間を過ごすことができたと思える。下記に幾つかの印象を述べる。

①当方が最近、ここ100年の現代アートの流れと歴史に関しての知識を吸収してきたことがたいへん役に立った。うんざりするほどの膨大な数の現代アートにさらに興味が深まることはあっても見飽きることがなかった。このことは、今まで現代アートに余り理解のなかった自分に対しての新しい自分発見とも言える。具象画や超写実主義絵画よりも現代アートに出会うとホッとする自分が不思議に思えるぐらいだった。現代アートは、まさに感覚と理性(概念、理論)両面で楽しむものなのかもしれない。簡単に形と構成を真似すればできてしまうような作品が多い中で、感覚と理性の両面で、世界に一つしかない作品を創造しようとすることはまさに難しいが、アーティスト冥利に尽きる人間的な作業なのかもしれない。

②どのブースでも写真撮影を咎められることがなかった。現代アートの巨匠作品を扱う画商的なギャラリーでも同様だった。美術館めぐりでも、特別展示品以外は全て撮影が可能になっていた。アートは皆でオープンに楽しむもの、という考えが徹底しているのだろう。新しい感覚と理性に基づく作品でなければ(オリジナルな)アートと言えないというルールが徹底していることによるのかも知れない。著作権、肖像権が侵害されれば、法律という別のルールで縛られる訳だから言うまでもない、という考え方だろう。日本の環境とは随分と違うものだ。

③数件の日本のギャラリーが出展していた。今後の情報収集の足がかりになる。名刺も交換させていただいた。聞くところでは、Armory Showへの出展は超狭き門らしい。厳しい資格審査があり、ギャラリーとしての経験と実績が審査される。そのためには、何年かのサテライトでの実績を積むことが必要。それでも、出展費用は、数百万円かかる。出展を目指すギャラリー側は、作家の選択に必死になるということだろう。

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いよいよ、あこがれのArmory Show 2010の入り口まで来た

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 Armory Show 2010の会場内の1シーン

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  会場内では、活発なやり取りが見られた

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 この作品が売れたようだ

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 94埠頭会場から92埠頭会場に移動する階段から94埠頭会場を臨む

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Agora Galleryでのグループ企画展の感触

Agora Galleryは、NYのChelsea地区のギャラリー街のちょうど中心的な位置にあり、約300件あるギャラリーの一つで、中堅的な存在である。(09/18/2008付け記事「ニューヨークのAgora Galleryを訪問した」を参照。)他のほとんどのギャラリーが10~20人の作家を抱えて企画展のみを開催するのに対して、Agoraの場合には、参加するそれぞれの作家がプロモーション費用を負担する代理契約を結び、ギャラリー側が特定のイベントをテーマにグループ展を企画、開催するというビジネスモデルを持つのが特徴的である。契約作家は、現在約200人いる。
 当方が参加した理由は、もちろんギャラリーを通して作品を販売することを目的にするが、合わせて現代アートの中心と言われるNYのアートシーンの情報収集と将来の個展開催に向けた手がかりを得ることにある。

 今回、Agoraのグループ企画展への参加はこれで2回目。03/04/2010のレセプション・パーティーの様子は、ビデオ・インタビュースナップ写真集を参照していただきたい。パーティーには約150人の参加があった。Agoraが所有するメール・リスト(1万件以上という)、Chelsea Art、City Arts、GalleryGuideなどのアート情報誌へのイベント情報掲載や、Web上でのプレス・リリース(57件)がかなり効果を出していると見られた。当方の登録名’Dan-Obana’で検索するとその効果を実感できる。
 さて、ギャラリー・ディレクターAngela Di Belloとも面談し、パーティー参加者とも直接会話して、昨年よりも大きな手応えを得ることができた。「3DCGでここまでアートを実現した作品を見たことがない。」などといった快い反応を幾つかいただいた。

 今後についてはまだ決めていない。Agoraとの契約は1ヶ月後に切れるので、代理契約をさらに延長するかどうかは、Agoraが提示する優待条件と、今回得た幾つかの足がかりをもとに進める調査の結果次第で決めようかと考えている。いずれにしろ、当方の眼はますますNYに向いてきた。NYでの個展の開催を何とか実現したいという強い目標意識を持ち続けるつもりだ。

 --------------(08/05/2010現在の状況)-----------------------
 結局、快い反応、感触を直にいただいたものの、販売に結びつく結果を出すことはできなかった。その後、5月にAgora側とメールで何度かのやり取りをしたが、今後についてのアドバイス、新しいイベントの提案などはなく、特に慰留を求める熱い反応は感じられなかった。代理契約更新については、今のところ更に継続する強い意思が湧いてこない。この3ヶ月を振り返ると、第三者的にAgoraを振り返るいい機会を持てたように思う。New Yorkのアートシーンがまだ何も分からない状況の中では、費用を掛けてでもAgoraに参加することは最新情報を収集するいい足掛かりになる。しかし、それ以上のものを求めるのであれば、同じ費用を掛けるなら自力でやるべきだろう。年内には、契約更新の結論を出すつもりだ。

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 AgoraのディレクターAngela Di Belloと共に

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 どのように制作したのか、と質問攻めに

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New York滞在10日間をアートで埋め尽くした

 3/3/2010から3/14/2010までの12日間渡米し、実質10日間をNew Yorkに滞在してアート尽くめに過ごしてきました。現代アートを中心にうんざりするほどのアートを次から次に見て回ったのですが、一向に飽きが来ないのがアート。一流のアートはやはり凄いというべきでしょうか。
 Agora Galleryで開催中の当方が参加しているグループ企画展(01/19/2010付けのブログ記事で紹介)のオープニング・レセプション・パーティーに参加して、出品作品の反応を自分の肌で直に感じることが直接的な渡米目的でしたが、同時期に開催されている世界的に知られるArmory Show 2010(国際現代アート・フェアー2010)とその関連イベントに参加して、最新の現代アートのトレンドを感じてくること、そして、近い将来New Yorkで個展を開催するための手掛かりと情報を収集することも自分としては大切な目的と考えました。
 以下の項目を順次紹介して行きたいと思います。
①Agora Galleryでの感触
②Armory Show 2010
③Armory Show 2010のサテライト・フェアー群
④美術館めぐり
⑤Chelseaのギャラリーめぐり
⑥その他個展開催に向けての情報収集など

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上の写真はArmory Show 2010の1シーン。ブースが約300あります。


「覆われた真実」---第78回版画展応募作品

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第78回版画展(日本版画協会) 応募作品
・展示会場 京都市美術館(入選した場合)
・開催期間 2010年3月31日(水)~4月18日(日)
・画題  「覆われた真実」 
・大きさ P100号縦(1620x1120) 
・思い 3DCG(Computer Graphics)でシュルリアルな雰囲気を作りたいと考えて制作した前作「見えない真実」を若干アレンジした。地形を思わせる壁画に掲げられた3つの無表情なマスクと螺旋階段を組み合わせた。壁画には、やはり3DCGで構成した気に入った抽象模様を配置した。
 マスクは顔にかぶせられたのではなく、世の中の全ての事象を覆ったものと位置づけた。このままだと我々には真実は見えない。進行する社会不安、経済不安を感じながらも渦巻く不満、不安が鬱積しそうだ。このまま成り行きに任せていて本当にいいのだろうか。近い将来何か起きそうな予感がする。前面に突き出した螺旋階段は、これから直面するであろう社会不安や経済不安への時間軸の象徴とした。

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「潜在意識」---第78回版画展応募作品

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第78回版画展(日本版画協会) 応募作品
・展示会場 京都市美術館(入選した場合)
・開催期間 2010年3月31日(水)~4月18日(日)
・画題  「潜在意識」 
・大きさ P100号縦(1620x1120) 
・思い  3DCG(Computer Graphics)でシュルリアルな雰囲気を作りたいと考えて制作した大作作品の一つ。
 無意識のうちに進行するいろいろな葛藤を軸に画面の構成を試行錯誤した。「動」を象徴する螺旋階段、「静」を象徴する椅子。反対方向を向き合う顔々。美しい裸体を「見たい」が、「見てはならない」という無意識の自己規制。それらはあたかも作者自身が、葛藤しながら進行する作品の制作の過程を表しているかのようだ。
 奥行きのあるビル群にそれぞれのオブジェクトを配置してみると、何気なく視線が向こうに突き抜けるような構図が良く似合った。

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今年も昨年に引き続き版画展(日本版画協会)に挑戦

 昨年の版画展では、初めての応募で2作品入選して、たいへん気を良くした。大作部門(A部門)には、銅版画をデジタルに取り込みP100号のデジタル版画作品を応募した。小品部門(B部門)では、A3サイズのエッチングによる銅版画作品を応募した。
 今年は、銅版画を制作する時間がとれなかったので、大作部門にのみデジタル版画を2作品応募することにした。版画協会には、デジタル版画に抵抗感のある雰囲気がまだまだ残っているので、必ずしも入選するとは限らないが、それでも自分としては自信作であることには違いがない。出品する以上は、ぜひとも入選し展示してもらいたいものだ。


NYアゴラギャラリーの企画展が始まった

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 先週2/26から、New YorkのAgora Galleryで、当方が参加する企画グループ展Matrix of the Mind:Contemporary Fine Art by Japanese Artists(1/19/2010付け記事で詳しく紹介)が始まった。早速、アゴラからは、当方の4作品の展示風景(上の写真)が送られてきた。展示の状況は、当方の大きな関心事なので、アゴラはなかなか気が利いていると思った。契約スペースの関係で、4作品全てが展示されないと思っていたが、うれしい誤算である。作品の展示幅はスペースを含めずに4mほどになっているので、写真では少なくとも5,6mを使っているはずだ。
 
 さて、3/3(水)からはいよいよNew York行きになる。NY滞在は、3/14(日)までで、アートをたっぷり堪能して、気持ちを充電するつもりだ。今回の主なターゲットは下記の通り。
・現代アートの国際展 The Armory Show 2010 (3/4~3/7/2010)
Gagosian Galleryなど著名なチェルシー地区のギャラリー
Whitney Museum of American Art
Guggenheim Museum
The Frick Collection


個展と神奈川旺玄展が成功裏に終了した

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先週までに渋谷のカフェでの小品展(2/1~2/26/2010)と第49回神奈川旺玄展(2/22~2/27/2010)が終了した。たいへん忙しい中でも、確実な手応えと充実感を得ることができた。


 小品展では、カフェの常連客も含めて多くの方に、初めて仕上げた顔作品シリーズの作品を見ていただき、いろいろと貴重なご意見をいただいた。今後の自分の方向性の一つとして確かなものにしていきたいという気持ちになった。(2枚の写真は、白川様のご提供による)





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 神奈川旺玄展では、6年連続の入賞は逃したものの確かな手応えがあった。今までどちらかといえば説明的になりがちだった作品の構成要素とその組み合わせに、少しでも鑑賞者に想像を膨らませていただけるよう意識したもの(人の顔にマスク、螺旋階段、破壊されちぎれた顔など)を始めて使ってみた。「作品を見ても、画題を見ても何を表現したいのかよくわからない。」といった意見がある一方、「いろいろな想像をかき立てられてとても楽しめた。」というお褒めの言葉もあり、たいへん励まされた。


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